山崎@新潟(971130)


ライブ参加当時に書いたライブレポート(というか、感想?旅行記?)です。
HPをほったらかしにしていたので、そちらの整理のために転記しています。
日記の日付がおかしいですが、過去ログということでご了承をば!
参加した日付はタイトルに書いてあります。

おっそろしく長文なので、たたんであります。あほなくらい長ったらしいです。
しっかしまぁ、よくこんなに覚えてたよなぁ・・・(苦笑)

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山崎まさよしツアー「天然パーマ」@新潟フェイズ(971130)

*ライブ前*

ホームで会ったRちゃんと一緒に新幹線に乗る。
今回東京から一緒にいくメンバーは合計8人。
昼過ぎに到着し、まずは会場の場所を確かめつつお昼ご飯。フェイズまでは新潟駅目の前の通りをまっすぐ。
すれ違う地元の人たちが薄着でびっくりする。私なんてダッフルコート着こんでるのに!


会場前に行ったのは16時過ぎ。
建物の壁に何人ものひとが寄りかかっている。近づいていくと、中から「アドレナリン」が!
なぁんとリハーサル真っ最中でした。けっこう遅くまでやってるもんなんだね。
まさやんが歌ったり、声だしのためか大声で叫んだりしてるのがきこえる。
すぐ向こう側にいるんだよぉ!と盛り上がる私たち。


だんだん日が暮れて寒さが増してくる。
今回初めてできた(Tシャツ以外はね)ツアーグッズも売りはじめてた。
まさやんもとうとうこんなのを作るようになっちゃったんだなぁ。
感慨深いような、寂しいような、フクザツなきもち。
ライブ後じゃきっと混むからということで、みんなグッズを購入。私はパンフ。
そしてパンフについてみんなでひとしきり盛り上がる。
だって、見覚えのある写真が多すぎるんだもん!!
まるで「山崎まさよしのこれまでをたどる写真集」って作り。
新しい写真とかは入ってないわけ〜?それにサイズがちょっと大きすぎる〜っ。
ま、かっこいい写真もあるから、いいか(笑)


ふと気が付くと、係員の人がコンクリートの地面にチョークで数字を延々書いてる。
どうやらこの番号のところに並ぶらしい。なんだか面白いよね。
ワタシが持っているのは75番。収容人数が800人以上ということを考えたら
すごい前のほうなんだけど、一緒にきたみんなのなかでは実は一番後ろ。
番号が前の方に「わたしの場所とっといてねー!」とずうずうしくお願いしてみました。


リハーサル等などがおして、予定よりもいくらか遅れて入場。
走りたい気持ちを押さえつつ、早歩きして会場にはいり、皆を探す。
いたいた!一番前にいた友達が場所を譲ってくれてなんと一番前で見れることに。
ちょうどゲンタさんのドラムセットの正面。
ステージをはじからはじまでキレイに見れるよ〜!

ステージ中央にどぉ〜ん!とかかっていたのは

「天然パーマ」

と達筆?で書いてあるでかい掛け軸。
以前”SPA!”の表紙になったときはバックに「くせ毛」の掛け軸がかかってたけど
それもこのための“フリ”だったのかなぁ?
(注:「くせ毛」はこのツアー直前に行われた学園祭ツアーのタイトルでした)


*ライブスタート!18:16頃*


1)ガムシャラバタフライ(オープニングバージョン)
オープニングのベースがなりはじめると、それにあわせて掛け軸がするすると上にあがっていった。
どうしてこんなんでワタシは笑ってしまうかな〜(^^;)
イントロにあわせて(確か)ゲンタさん、キタローさんそしてまさやんが登場。
すぐ横からでてきて、ほんとに目の前を通り過ぎるから、あまりの近さにくらくらする。


2)アレルギーの特効薬
「真夜中のファイティングボクサーを見てる」でまさやんにあわせて拳をふりあげる。

3)アドレナリン
久しぶりに聞けてうれしかったです。

4)月明かりに照らされて
まさやんいわく、「アコースティックバージョン」。
パーカスとか、キタローさんがたたくたいこのリズムがいいです〜。
おもしろいアレンジだなぁ。
最初のギターでなんとなく”ブレインズ”を思い出してちょっとぐっときた。
月とキャベツ」のはじめのほうのシーンで、「一年前突然解散してしまった彼ら・・・・」とか
ラジオのDJが言ってブレインズのPVが流れるとこがあるじゃないですか。
なぜか私はあのシーンでいつも泣きたくなってしまう。とっても悲しくなっちゃって。
だからかな。聴いていてとてもせつない。

5)名前のない鳥
ゲンタさんの鳴らす鈴が高く遠くまで響く感じ。

6)ピンボール
7)Good morning
この2曲、まさやんは歌詞を覚えてなかった。
6は1番のときに2番を歌っちゃうし、7はずーっと下向いて足下に貼ってある歌詞カンペみてうたってるし。
さすがに歌い終わったあと、「スイマセン」って後ろむいてたけどね。
MCですかさず客につっこまれて、「おまえらなぁ、新曲やるときの気持ち、わかるか〜?」
なんていってたけど(笑)

8)妖精といた夏
これはアルバムで聴いた時はそんなでもなかったのに、「月キャベ」で好きになった曲。
9)心拍数
8と9は2曲とも一部のお客さんの手拍子がはいっちゃって、
じぃっと聞いていたい私としては、ちょっと「う〜〜〜ん」。
静かに聴きたかったなぁ。大好きな曲なのに。


この後、キタローさんとゲンタさんがいきなり「ばいばい!」といって消えた。
なんで??と驚く聴衆。


10)あじさい(弾き語り)
これは生で聴きたかったので、うれしい!(^-^)

そして、このあとのMCで、キョーフのコント(爆)が始まる。


「いやね、最近は露出もおおくてね〜。『どうして音楽始めたんですか?』とか、
『いつ頃ギターを始めたんですか?』とかいう質問がおおくてな、
テレコにとっておいて流したろかい!って感じなんよ〜。」とかいうMCの後、
「だから今日は俺がギターを始めたきっかけをこれからみせてやるんじゃい!」
ときめゼリフ(たぶんね)をいって、とたんに照明が落ちる。
暗闇のなか、目をこらすと、あ、まさやんがなんか着てドラムに座ったぞ!


しばらくして明かりがつくと、ステージ左に学校の劇でつかうようなチープなはりぼての木。
そしてまさやんは・・・・・なーんと学ランをきてる!!なにそれぇ〜!!(意味不明の叫び)
そしてだかだかとドラムをたたきながら、
「おれはドラムが好きさっ!ドラマーなんだ!」
「将来は武道館でドラムをたたくのが夢なんだ!」
とかいって、わざと標準語での棒読みセリフ。
さすがにドラムは慣れた様子。
(でも、ドラム経験者からすると、大したことはなかったらしい・・・。そ、そうなのか・・・?)
その後、「まーくん!」といって、ゲンタさん改め金髪のゲン子ちゃんが
私たちの目の前にあった木の影から出てきたときはかなりツボにはまりました・・・。
そのルーズソックス、中途半端だぞ!(笑)
会話の間にキタローさんによるナレーション。
その度に二人が投げちゅう(とあえて言いたい)交わした状態で
ストップモーションかかるのがおかしかったです。


「まーくん、今度の日曜日はなんの日か、知ってる?」
「ゲン子ちゃんの誕生日に決まってるじゃないか!」
「覚えててくれたのぉ!うれしいぃ〜!でね、おうちでパーティをするから、来てくれる?」
「もちろんさ!必ず行くよ!」
「しまった…!誕生日なのにプレゼントするものがない!金がない!
そうだ!僕はミュージシャンだから、ゲン子ちゃんのために曲を作ってプレゼントしよう!」


などと言いながら一生懸命ドラムで曲をつくろうとするが、なにせドラムなので、
音階がなくメロディーが単調なうえ、ダサダサ!かなり笑えるし。
曲ができないんで、まーくんは
「おれ、ドラムはやめる!ギターにする!」とかなんとかいってスティックを投げ捨て、
アコースティックギターを手にするのでした(笑)
「じゃあ、あたしにもやらせてー」といってためしにドラムを叩いたゲン子ちゃんが
あんまりうまいので、まーくんは「ゲ、ゲン子ちゃん・・・」とか言ってかなり驚いていた(笑)
キタローさんはナレーションで登場。
(ストーリーをちゃんと覚えていないのでまちがっているかもしれないです・・・)


11)ふたりでパリに行こう
まさやん、学ラン脱いじゃった・・・ざんね〜〜〜んっ。似合ってたのにっ。
ゲンタさんはゲン子ちゃんのままで演奏。金髪を振り乱してのパワフルなプレイに笑えてしまう。

(間奏のとき)
 まーくんとゲン子ちゃんは二人でパリにいったようです(笑)
ま:「ゲン子ちゃん、ここがパリだよ!」
ゲ:「すてきー!」
ま:「そうだ、ゲン子ちゃん、フレンチトースト食べよう!」に
「あれ、べちゃっとしてるから、きらぁい」とつれなく答えるゲン子ちゃん。
「またそないなこというて!じゃ、じゃあ、フランス、フランス…」と困って考えこむまーくん。
思わず私が「パン・・・?」と言うと、(そんな大きい声で言ったんじゃないよ)
すかさず「フランスパンだ!フランスパン食べよう!」とまーくんが言ったの。
あれ、聞こえたのかなぁ??
それから、あやしげなフランス語も飛び交っていたぞ・・・。


12)ステレオ
前回のツアー(「HOMEGOROSHIツアー」)で聴いて以来特に大好きな曲です!!
今回は弾き語りだった!うれしいな。
ほかの二人は着替えタイム・・・。

13)セロリ
もちろん大合唱になる。そしてサビではみんな手を振っている。もうこれは定番なのかな?

14)昼休み
すごい面白いアレンジ!
”並みいる〜”の歌詞が入る部分と、”君にとって〜”のとこと、間奏のところと、
リズム?テンポ?が3種類全然ちがっていて、それでいてかっこいいのよ!
まるでパワステで「ステレオ」のアレンジを聴かされた時みたいに驚きました。

15)Fat Mama
16)パンを焼く

17)ガムシャラバタフライ
今回は”いったん曲が終わってハープだけに持ちかえてのソロ”
(学園祭ライブではそういう演出があった)がなかった。んー、ちょっと残念。
でも、この曲はライブで聴くといっそう盛り上がる!
ほんとにライブ向けの曲だよね。まさやんの曲のなかでは珍しくタテ乗り系?

18)ヤサ男の夢
もちろんカズーを後ろに反り返ってとばすの、やりましたよー。
背中いたくならないのかなー?

19)One more time, One more chance
この曲がラストにくるのは私は初めて。
デビューした最初のころのライブはこの曲で終わるのが定番だったんだよね?

後ろのスクリーンに大きな満月。
曲のイントロで「月とキャベツ」の中の曲を弾いてくれる。
初めて聴いたバンドアレンジ。会場もしん・・・とする。
まさやんはこういう切ない曲のとき、ほんとに泣きそうな表情をするから、泣きたくなっちゃう。



*アンコール*

ツアーTシャツに着替えた3人が再び勢いよく登場。
ごきげんのまさやん、でてきたとたんちょうど私たちの目の前で膝をついて
ガッツポーズみたいのをキメてみせる。
3人ともえらくうれしそう。満足してるのかなー?


20)振り向かない

21)長男
これをきくと、どうしても6月26日のパワステを思い出します。なつかしいよね〜。
「あの子(=曲)がこんな立派に育って・・・(笑)」って気持ちになっちゃうのよ〜。

22)根無し草ラプソディー
「ヤサ男の夢」とこの曲はライブのラストに盛り上がる!
最後のフレーズ「さびしい夜は〜」のところ、みーんなで歌えたらいいのに。


この日、2回目のアンコールはなし。
みんなまさやんにでてきてほしくってずいぶん拍手してたんだけどなあ。
あーでもやっぱりライブハウスっていい!これからも時々ライブハウスツアーしてくれたらいいのにね。


*おまけ。かえりみちのこと*

駅でビールやおつまみ、おみやげなどを買い込み新幹線に乗車。
発車しばらくして、離れた車両にのっているはずのPさんがわざわざ訪ねてきた。
「まさやんたちが乗ってるよ!」
ほ、ほんとにっ?!?!
とたんにそわそわする私たち。
いると分かった途端、ミョーに落ちつかない。


東京駅にてまさやんご一行より一足先に降りて、ホーム待ち(爆)。
他に何人かファンがいたけど、みんな落ちついていた(写真を撮ったり、変に取り乱した
人はいなかった)ので、まさやんたちもこころなしか落ちついて接してくれました。
緊張のあまり、「今日はおつかれさまでしたー。楽しかったですぅー。」と言っている間じゅう、
両手を高速で振りっぱなしになる。
「今度は名古屋に行きますね〜!」とかまで口走るうさぎ。
それに対して階段おりぎわだったまさやんが何かひとこと返事してくれたけれど、
緊張のせいかなんて言ったのか聞こえなかったのが残念でした(涙)
Iちゃんが「今日はありがとうございましたー!」とまさやんに言うと、
「礼にはおよばん。」といってました。
かっこええわぁ♪

でした☆