せみなー見てきたよ


ってなわけで本日いってきましたこちらっ。


シゲさんの舞台みてきたんですよーって☆
以下、感想などなどです〜。ネタバレるかもなのでたたみますん。


あ、これはネタバレじゃないとおもうのでここに書いておこうかな。
ほんじつどうやらまっすーが来ていたみたいですお。
幕間(があるのだ)になって客電がついた瞬間、
1階のお客さんが一点に注目してほわぁぁと色めき立ったので
あぁだれかじゃにがきておるのですね〜とおもっていましたら
(わたくし2階にいたんで見ようがないので色めきたちようがなかったのです*1
まっすーが来てるらしいよ!と他のお客さんがお話してるのが聞こえまして。
そっかまっすーかぁ。そりゃあお客さんほわぁてなるよね。にうすだもんね。





会場には約1時間前到着。ロビーが1時間前にあいたのでさっそく中へ。
パンフレットとグッズがひとつ売っていたので購入しました。
グッズは「大学ノート」なるもの。なにそれ!?!?!??と思いながらも
なんだか面白そうなので購入800えーん。もちろんパンフも。こちらは2000円。
あのねぇ、この「大学ノート」!
おもしろグッズでした!大歓迎こういうの!(笑)
装丁はほんと大学ノートで、途中2〜3ページおきにシゲさんの落書きやら写真やらが
書いてあったり貼付けて(るかのように印刷されて)あったりして。
ノートとして使うことは私はできないけど、これはいい記念になります☆


そっか、しげさん自身いま大学生で、役も大学生だからこのグッズなのかな?


席は2階のほぼ正面!!やった!
中はいったらまぁ近いんだよねぇ。2階でも全然近いんだよぉぉぉ。
ここでわんこを見れたらどんなにシヤワセか・・・と想いをはせたりもしました。



今回の出演者はシゲさん他、合計7名。
私がしっているのはかとうなつきちゃんとかくちかこさんだけですが、
他の方も舞台やTVで活躍してる俳優さんみたいです(プロフィールに載ってた)。
舞台はイタリア・フィレンツェメディチ家ゆかりの建物を利用したセミナーハウス。
しげさん演じるローレンがセミナーハウスの庭にある噴水で倒れているところから話ははじまります。
なぜローレンがそんなことになったのか。時間を5週間前にさかのぼるのです。


イタリアの歴史や美術、舞台などなどのちょと難しい単語がぽいぽいとびだし、
ストーリーも難解(に感じる)。テーマも難解(に感じる)。
ちょっとセクシーなシーンもあり、笑いはほとんどなし。どストレートプレイです。
しかもしげさんほぼでずっぱり。ほんとでずっぱり。
しげさん初舞台なんですよねぇ・・・?
初めてなのにいきなりこれですか!て思わず思ってしまうくらい大変そうな役だった。
台詞すっごい多いし、文学や歴史について滔々と論じる場面とかもあるから。


TVや雑誌でもとりあげられていた「なつきちゃんとのちゅう」は思ってたより
早くにでてましたねぇ。他にもちゅうはなくともせくしーなシーンがいくつも。
ローレンがなんていうか、女性を次々誘惑してくような役だったんで
ただたたずんでるだけで、ちょっと身体をうごかすだけで、目線をうごかすだけで、
なんかこう、においたつような色気が伝わってきました。もわーって!*2


しげさん、初舞台ってことでしたが、演技、わるくなかったとおもいます。
多少は「あぁ、声張ってるなぁ」って思うこともありましたが、↑にも書いたように
たたずまいや表情(ちょっと双眼鏡でみたりしました)がローレンでしかなかったもん。
舞台で女性にせまったり苦言を呈したり迷いを見せたりしていたのはしげさんではなく
まちがいなくローレンだったし。
客席に背中をむけっぱなしで台詞をいったり、頭を抱えて顔がみえない状態でいたりと
難しい演技も求められていたのでは、と思うのですが、いい仕事をしていたのではと
思いました。熱演をありがとうっ!
涙みちゃったわぁ。そしておしりがちいちゃかった☆


なつきちゃんはかわいかったなぁ♪
今回はちょっと大人しい奥手な女性を演じてらっしゃいました。
母性をも感じさせる優しさでローレンをつつみこむハンナ役。
かくさんは奔放な学生に悩みながらも授業をするグレチェン役。
さすがだなーって思いました。安定感、っていうのかなあ。
登場するとより空気がひきしまる感じ。やさしくひきしまるかんじ。
きっと舞台裏でも生徒6人を演じる若い役者さんたちを母親のような気持ちで
見守っているのだろうなぁって思いました。


あとの生徒4名もそれぞれ魅力的な役で、魅力的に演じてらっしゃいましたよ♪
特にジェイソン役の中村さんとテス役の安藤さんが、役柄もあってか
すごく気になったし魅力的だなーって思いました。
テスがまぁキュートっていうかパンキッシュというか☆
ジェイソンの不安定さはなんかもうこっちまでそわそわしちゃったり。


ストーリーは最初に書いたとおり、けっこう難解。
や、時間とか話の流れが面倒とかってことはないんだけど、
とにかく芸術だの音楽だの歴史に関する単語がたくさん登場するから。
イメージはねぇ・・・空気が「斜陽」ぽい?とも思ったんだけど、それはローレンだけでした☆
んっとねぇ、ローレンがすごく退廃的なの。
あとはそうだなぁ・・・人格の破綻というか崩壊というか・・・。
ふとしたときのもろさとか、人間の奥底のなまなましさみたいのとか?
いや、本当に伝えたいものは違うものかも!
ごめん、うけとめきれてないかも!!


でも面白かったんだよ〜〜。
音楽の演出は個人的には好みじゃないなぁって思う部分もありましたが
全体の構成とか演出とかは好みだったわー。
難解でダークな部分のある舞台って好きなんだよなあああ。むふー☆


もし近くに住んでてお金があったらもう一度観たと思う。
しげさんがでてなくても、もう一度みたいなとおもったとおもう。
なんていうかつまり、作品として魅力的だったとおもいます。
でもそう思わせてくれたのは役者さんの演技が素敵だったからだと思います。
だからこそ「いい舞台だったなぁ」って思えたんだもんね♪♪


そんなこんなで・・・なんかまとまりのない感想ですが、以上でゴザイマスm(_ _)m

*1:あの5人はちょうどえむすてにでてる時間だったしね♪ってどんだけヨコシマよあたし!!!

*2:表現が貧相で申し訳ない><