K-POP関連用語?メモその1。

韓国語に興味を持ってそれがきっかけで少女時代を好きになり、現在はSUPERJUNIORとEXOがすっかり好きになっているうさぎさんなのですが、好きになっていろいろ調べたりみたりきいたりしているうちに、K-POPファンならではの用語がいろいろあるなぁって思いました。
独自の用語があるのはどこの業界でも一緒ですな。ふふふふふ
それをメモれたらなって思いました。


独自の用語もまとめたいんだけど、まず最初に、韓国語が全くわからないとここがまずひっかかるかもしれない、と思ったことを書いておきます。

名前の表記に揺れがあるの、気になる人も多いのでは?チャニョルとかチャンヨルとかチャニョリとかチャニョラとかなんで変わるの??とか、ヒチョルをヒチョラとかヒチョリヒョンとかなんじゃそりゃーーー、というそれです。

そのあたりがわかんないのよ、という方にむけた説明を書いておきます。
下手ですががんばります。


  • 表記の揺れの原因の1つ=連音化

例えば、EXOのチャニョルについて、「チャニョル」と書く人と「チャンヨル」と書く人がいるけどどっちが正しいの?!?!?!?とか、ウニョクとドンヘのユニットがどうして「ウネ」って呼ばれてんの?とか。
これは、韓国語の発音ルールである「連音化」によるものです。


韓国語の文字、ハングルの仕組みを覚えるとわかりやすいです。
ハングルは子音と母音の組み合わせで文字が作られています。んっとね、たとえば、、、(母音子音や発音の例としてあげる英語や日本語はあくまで「似ている」なので、韓国語の正確な発音はもっとちゃんとしたサイトで確認してくださいね)

ドンヘはハングルで「동해」と書くのですが、これは、
「t=d」の子音「ㄷ」+「お」の母音「ㅗ」+英語の発音の「ng」「ㅇ」=「ド」(英語表記はdong)
hの子音「ㅎ」「え」の母音「ㅐ」=「へ」(英語表記はhae)
=「どんへ(동해、dong hae=donghae)」なのですね。(ハングルが書かれているんだけど、見えるかな)
どんへの最初はtなのかdなのかはっきりしろよ、の点については下で説明します。


ハングルの仕組みがぼんやりわかったところでウニョクのハングル表記「은혁」です。
ウニョクのハングル表記は「うん+ひょく」です。は?ウニョクじゃなくてウンヒョクなの?うん、まず説明してみますね。

一番最初に来ると発音しない無音の「ㅇ」+「う」の母音「ㅡ」+「n」の子音「ㄴ」=「うn(Eun)」
「혁」=「h」の子音「ㅎ」+「よ」の母音「ㅕ」+「k」の子音「ㄱ」=「ひょk(hyuk)」
=「うんひょく(은혁、Eun-Hyuk=Eunhyuk)」 
あれ、「うんひょく」じゃん!「うにょく」じゃないじゃん!と思った方。ここからです。(つまりウンヒョクと表記しても一応間違いではない)

ハングルの発音ルールのひとつで、「ㅇ」と「ㅎ」で始まる文字の前の文字が子音で終わってる時、その子音を引っ張ってくる、というものがあります。ウニョクの名前で説明すると、
「은」=無音+う+n「혁」=h+よ+kを並べると、2つめの文字にある「ㅎ」のところに「ㄴ」が引っ張られてって、発音的には「으녁」に近くなります。これを発音すると、
無音の「ㅇ」+う「ㅡ」=「う」、nの「ㄴ」+よ「ㅕ」+kの「ㄱ」=にょく...うにょく!
っとなるわけです。ウニョクになった〜〜♪


これをふまえて、「ウネ」を説明します。ウネってドンヘとウニョクの2人のことをまとめて言うんだけど、「ウニョク」の「う」と「ドンヘ」の「ヘ」で「ウネ」ってなんでやねーんと思った方もいらっしゃるのでは。これも連音化です。

  1. ウニョクのウは「은」=無音「ㅇ」+う「ㅡ」+nの子音「ㄴ」
  2. ドンヘのヘは「해」=hの「ㅎ」+え「ㅐ」
  3. 「ㅎ」も上で説明した通り、前に子音が残っていたらそれを引っ張ってきます。
  4. ウニョクのうで残ってる「ㄴ」が引っ張られて、発音的には「으내」=無音「ㅇ」+う「ㅡ」と、nの「ㄴ」+え「ㅐ」===ウネ

となるわけです。



せ、説明できたかな(ぜえはあぜえはあ)よ、よし!その2!


名前の語尾が変わるのなんなの?問題ね!



チャニョルのことを「チャニョラ」「チャニョリ」とか、カンインのことを「カンイナ」とか、シウォンのことを「シウォナ」とか「馬」とか...馬は違うわw ええと、そういうのの理由ですー。


これは、名前を愛称というか親しみを込めて呼ぶとき、こういう変化になります。ルールは確か

  1. 語尾につくのはハングルの母音で「あ」の「아」、「い」の「이」、「や」の「야」
  2. 前の文字が子音で終わったら「아(あ)」か「이(い)」、母音で終わったら「야(や)」
  3. 「아(あ)」、「이(い)」は無音+母音の単語なので、前の子音と連音化が起こる


チャニョルで説明しますね。

  1. チャニョルのハングル「찬열」+「아(あ)」もしくは「이(い)」
  2. 「열」は「L」の子音「ㄹ」で終わっているので連音化が起こる
  3. 「チャニョL」+「あ」or「い」=「ちゃにょら(찬열아)」「ちゃにょり(찬열이)」

☆ちなみにちゃにょるの名前自体も「ちゃn」+「よL」で連音化が起こっています。「チャニョル」という表記と「チャンヨル」という表記が混在してるのはそのためです


同じルールで当てはめていくと、カンインは最後がnの子音で終わるので「カンイナ」「カンイニ」に、シウォンもnで終わるので「シウォナ」「シウォニ」に、ベッキョンもnで終わるので「ベッキョナ」ってなるですね。だからキュヒョンのことキュヒョナっていうのね〜〜♪
ドンヘは最後が母音でおわるから「야(や)」がついて「ドンヘヤ」になります。トゥギとかこう呼んでるかな。。。?



さてここで「あれ?」って思った人がいるかもしれないですね。リョウクの場合です。確かリョウクは「リョウガ」「リョウギ」「ウギたん」って言われてるけど、どっから濁音きた??「リョウカ」「リョウキ」じゃないの???濁ったり濁らなかったりするけど!!


ここにももう1つルールがあります。

  • 「p」「k」「t」の発音をする子音は、言葉の頭にあると濁らないけど、語中だと発音が濁る

というものです。
どんちゃんの「ど」や、リョウクが「リョウガ」になる理由はこれにあたります。
ドンヘの場合、本来名前だけで表記して発音すると「ドンヘ」ではなく「トンヘ」。そこに苗字をくっつけると、トンヘの語頭のtが頭じゃなくなるので濁ってdになり「イ ドンヘ」という発音になります。
日本での表記は苗字くっついてないけど「トンヘ」じゃなくて「ドンヘ」にしたみたいですね。ふだんメンバーもドンヘって呼んでるような気がするなー。

キュヒョンの場合もそれで、キュヒョンをフルネームで呼ぶと「チョ ギュヒョン」と名前の頭のkが濁ってgになります。


リョウクも最後がkなので、愛称で呼ぶ際の「아(あ)」もしくは「이(い)」をくっつけるとkじゃなくてgになって、リョウガ、リョウギになるです。じゃあそもそもリョウグじゃん、となりそうですが、最後母音がついてないので「グ」じゃなくて「g」か「k」です。でも子音でおわったときはkに発音近いのかな〜〜。



さて、おわりかなーと思っていたら、もう1つありました。「ひょん」「おっぱ」ってついてるけどなにこれ!問題です。


「ひょん」は男性が自分より年上の男性に対して親しみを込めてつける敬称です。元々は男性が実兄を呼ぶときにくっつけるものなのだけど、それが転じてこういう使い方になりました。だから「兄さん」的な意味合い。

で、「おっぱ」は、女性が自分より年上の男性に対して親しみを込めてつける敬称です。男性と女性で違うのですねー!むずいね、むずい!こちらも元々は女性が実兄を呼ぶときの敬称が転じたもの。


例:ドンヘがヒチョル(年上)を呼ぶとき=ひちょりひょん


☆おい待て名前も変化しとるやないか!と思った方目ざとい(笑)。そうです。上で説明した「名前の語尾にくっつける「あ」「い」」もくっついてます。ヒチョルの場合、名前の最後がLの子音で終わってるので、「あ」or「い」がくっついて「ひちょら」「ひちょり」になり、それにさらに「ひょん」がつきます。


例2:ベッキョンがシウミン(年上)を呼ぶとき=みんそぎひょん


☆は?名前自体が変わってますけど!と思った方。シウミンの本名はキム ミンソクなのです。。。で、ミンソクは最後がkでおわるから「あ」or「い」がついて、しかもkが濁ってgになるから「みんそが」「みんそぎ」+兄さんで「ひょん」=みんそぎひょん、ということになります。

例3:ユナ(女性)がドンヘ(年上の男性)を呼ぶとき=どんへおっぱ

どんへはなんで「ドンヘヤ」じゃないのかについてはよくわかんないけど、言いにくいからなんじゃないかな。。。。ごめんわかんないです。


さ、どうでしょうか。。。。。。名前や組み合わせ名の表記に関してはこの4つで全部なんとかなるんじゃないかな。ハングルで確認しないとどう変化するかはわからないけど、変化しちゃう理由は大体ここらへんです。


さて、あとは用語関係をメモれれば。。。。。